iPhone 16ディスプレイ、SamsungとLGが大量生産開始！Apple Intelligence搭載で需要増と供給網が予測
iPhone 16シリーズのディスプレイパネルの大量生産がSamsungとLGによって開始されました。Apple Intelligenceの搭載により、iPhone 16シリーズの需要は増加すると予測されており、SamsungとLGはそれぞれ8000万枚と4300万枚のディスプレイパネルを受注しています。
AppleのiPhone 16シリーズは、Apple Intelligenceスイートのリリースが10月に延期されたという噂にもかかわらず、9月に予定通り発売されると噂されています。
そして、その発売に先立ち、SamsungとLGは、iPhone 16シリーズ向けのディスプレイパネルの大量生産を開始しました。
SamsungとLGが大量生産を受注
韓国のニュースサイトによると、AppleはSamsungに8000万枚、LGに4300万枚のディスプレイパネルを発注したとのことです。今年のiPhone 16の出荷台数は約9000万台と推定されているため、Appleはそれよりも約30%多いパネルを発注したようです。
韓国の供給網は、SamsungとLGの両社が現在、この発注量に合わせて正常にパネル生産を行っていることを確認しています。両社とも、Appleからの受注により、今年後半の業績が向上すると見込まれています。
Apple Intelligence搭載で需要増？
韓国の供給網は、iPhone 16シリーズがApple Intelligenceを搭載した最初の機種となるため、多くの人がこれらの機種にアップグレードし、その結果「莫大な需要」が生まれると予測しています。
LGがシェア拡大
LGは、昨年に比べてディスプレイパネルの供給量が約1000万枚増加し、Samsungとのシェアで30%以上を獲得することで、この恩恵を最も大きく受けることになります。また、今年はLGが初めて遅延なく生産スケジュールを実行していると言われており、これも業績向上に貢献するはずです。
2022年と2023年には、LGのiPhone用OLEDパネルの量産開始の遅れにより、発売当初はSamsungが唯一の供給元となっていました。
Samsungは高価格帯モデルで収益増
一方、Samsungの受注数は前年と比べて大幅に増加しているわけではありませんが、ProとPro Max向けのパネルのシェアが大きいため、収益は増加すると予想されています。Samsungが供給するすべてのパネルのうち、iPhone 16 ProとPro Max向けのパネルは約60%を占めています。
中国BOEは供給見送りか？
中国のBOEは、iPhone 16シリーズへの供給が承認されるのに問題を抱えているようで、今回の世代は見送られる可能性があります。
まとめ
iPhone 16シリーズの発売に向けて、ディスプレイパネルの供給体制が着々と整えられています。Apple Intelligenceの搭載により、iPhone 16シリーズの需要は増加すると予測されており、SamsungとLGは、その需要に応えるべく、大量生産を開始しています。